去年の門松は、【かまたの恵】の藤井先生達が門松の材料を何から何まで手配してくれ、
会社で制作を指導してくれる、というとても貴重な体験をさせていただきました。
そして、
指導 = 来年は材料は手配してもらうものの、自分達で作れるようにちゃんと覚える、というもの(つもり)だったのですが。
今年、材料を手配してもらおうとご連絡をしたら、
『行っちゃげよーかー??』
!!!
藤井先生…その言葉待ってました(;_;)
正直な話、じぇんじぇんオボエテマテン。
ちなみに前回の門松制作体験の記事はこちらです
↓
https://www.daiei-c.jp/archives/4466/
それでは^^ノ今年もご指導の程よろしくお願い致します^^ノ
門松の対のうちの1つは、また指導してもらいながら制作をし、
もう1つは大栄チームだけで制作をしてみるということに。
みんなちゃんと覚えてくださいヨー(・ω・)
ではここからは、門松制作の工程記録の意味も含め、一気に載せていきますよ。
長文になりますよー。
まずは、土台に巻き付ける藁から。
本格的でしょう?
藁を30㎝の長さにチョキチョキ切ります。
ちなみにこの藁はナフコに売っているらしい。
ナフコになければコメリに行けばいいらしい。φ(..)メモメモ
チョキチョキしている人は、造園のプロ、城田くんです(^o^)丿
この率先してチョキチョキする感じ、これは恐らく彼の中で造園の血が騒ぎ始めていますねぇ。
次に、藁を繋いでいる紐を外します。
紐を外したら、
次は20㎝の位置で藁をギュッギュと折り曲げて折り目をつけます。
※ポイント(よーーーーくギュッギュすること)
ギュッギュして折り目をつけた藁を、土台に巻き付けていきます。
折り目をつけた意味が、こういうことなんですねぇ。↓
次に、切り離された長い方の藁を被せて巻いていきます。
後ろで藁を持って待機している方↑
うちのベテラン建築工務部長の山﨑さんです^^ノ
この方は、お正月の事やお寺の事やとにかく色々と詳しくて、めちゃくちゃ頼もしい。
ほらこの感じ。
続いて建築工務部の期待の若手、高杉君も登場^^
手袋をあげる稲村さん。優しッ。
ア。門松制作に話を戻しますネ ;・∀・
藁を撒き終えたら黒の紐でよく縛り、
土台から飛び出た部分をチョキチョキ切っていきます。
高杉くんがなんかメチャンコ楽しそうなんですけどー(゚∀゚)
続いて、竹の長さを調整します。
長さは、去年先生に教えてもらった知識から、
1番大きく背が高いのがお父さん、
2番目に大きいのがお母さん、
1番小さいのが子供を表していて、外側にお父さんが来るように配置、です^^ノ
左右共に、それぞれが同じ長さになるように調整しながら切っていきます。
正面から見て、
お父さん竹が外側、お母さん竹が内側、子供竹が真ん中に来るようにバランスよく配置をしたら、
添え竹?をして、ロープできつく縛ります。
よっこらせっと、みんなで一緒に持ち上げてー
ドンッと土台に据えます。
ここで、竹の周りにさっそく真砂(土)を入れ…ちゃ~~~ダメダメなんですよ~。
ではここで問題。
竹の周りには一体何を入れるのでしょうかー。
↓
↓
正解は
真砂は真砂ですが、真砂が入った土のう袋でしたー(゚∀゚)ツチヤンケ
真砂だと、竹が動いてしまうらしい。
たしかにこの竹、3本も揃うと重量すごそうですもんね。
だから、真砂が入った土のう袋で完全に竹を固定しまう、ということです^^ノ
皆さん勉強になりますねぇ( ..)φメモメモ
続いて、空いたスペースを真砂で埋めいきます。
小さな細い竹は、松や梅木を挿す花瓶的役割を果たします。
これで土台の完成です^^ノ
後は葉牡丹・梅・松などで飾り付けをしていくだけ。
と、こちらを観察しているうちに、
あっち側で大栄チームが自力で制作を始めていますよ。
どれどれ。
お、みんな頑張っていますね^^
そーです。ポイントはギュッギュです。
城田さん、これはもう完全に覚醒していますね・∀・
丁寧で早い、さすがです。
たまに、こんな感じでしたけど… ↓↓
山﨑門松現場監督の指導のもと、
よっこらせっと竹を据え
なんとか、
土台が、
出来上がりました\(^o^)/
残すはどちらの門松も飾り付け。
先生側の門松の最後の飾りつけを高杉くんが担当していますね。
高杉くん、美的感覚への初挑戦、というところでしょうか(・ω・)
はい、出来上がりました^^
ん、いっすね^^
大栄チームも頑張って飾り付けをしていますが、
私的にすごく気になったのがこれ↓
葉牡丹の茎、出すぎじゃない!?!?
その茎出すぎ問題以外はえーんですけど^^;
制作時間約1時間半。
今回はこんなに長文で記事として記録も残しましたし、先生の説明も動画で残しているので、
次回は多分、大栄チームで門松を制作でき…たらいいなー ;・∀・
自分達で門松を制作する経験は今回で2度目ですが、
1年に1度のこの門松作り、ずっと後の世代に繋いでいけたらいいなと密かに思っています。
時代は激動に流れていて、中には、昔の良き習慣や風習は時代と共に消えていくものもありますが、
消えてはいけないものもありますよね。
ほら今回は、この門松作りに若手の高杉くんが楽しみながら参加してくれた^^
残していきたいと思う理由なんてこんなきっかけで十分なのでは。
それに、何かをみんなで協力しながら作っていくってすごく楽しいですしね^^ノ
かまたの恵の藤井先生方、去年に引き続き、今年もご協力いただき本当にありがとうございました。
この立派な門松のおかげで、大栄建設の1年間の幸せを願うことができます。
来年もよろしくお願いしまーす!